おジャ魔女どれみ20周年記念映画「魔女見習いをさがして」が11/13に公開されます。
それに先立って、10/30から、映画公開直前記念の企画「#1Wおジャ魔女チャレンジ」が実施されています。
4シリーズ、全201話を、1週間で全部見てみやがれという鬼企画。
映画『魔女見習いをさがして』公式サイト「君は4シリーズ 全201話を制覇できるか!?#1Wおジャ魔女チャレンジ開催!」より引用
それはさすがに…という方に向けて、今回は私のおすすめエピソードをいくつかご紹介します。
魔女見習いの制度や、魔法や魔女界の設定などなどを細かく知らなくても楽しめそうなものを選びました。
ちなみに、GYAOの期限(11/5)が過ぎちゃったとしても、Amazon Primeで見られます。
第1シリーズ:おジャ魔女どれみ
1999年から2000年にかけて放送された、おジャ魔女どれみの第1シリーズ(全51話)。
1話でどれみちゃんが、4話ではづきちゃんとあいこちゃんが、25話でぽっぷちゃんが魔女見習いになります。おんぷちゃんは天才魔女見習いとして、35話で登場します。
ももこちゃんとハナちゃんは登場しません。
このシリーズでのどれみちゃんたちの大きな目標は、魔女見習いの進級試験に全て合格して、魔女になることです。
GYAOの視聴ページはこちら(11/5まで)↓
https://gyao.yahoo.co.jp/episode/5f7339b4-7439-4273-b224-f9f70595ce4e
第1話:私どれみ!魔女見習いになる!!
どれみが魔女見習いになった経緯が描かれる第1話。
おジャ魔女について何も知らないぞ、という方は必見の回ですが、何となく知っている方はあらすじだけ読んで飛ばしちゃっても大丈夫だと思います。
この世界には魔女がいる。
魔女は、人間に正体がバレると「魔女ガエル」になってしまうため、人間界では正体を隠して暮らしている。
しかし、魔法グッズ店の店主マジョリカは、小学3年生の春風どれみに正体を見破られ、魔女ガエルになってしまった。
魔女ガエルが元に戻るためには、正体を見破った人間を魔女にして、その人に元の姿に戻す魔法をかけてもらわなければならない。
そこでマジョリカは、どれみを「魔女見習い」として弟子にすることにした。
しかし、好き放題に魔法を使ってマジョリカの話も聞かないどれみ。
そんなどれみを見てマジョリカは「あいつは魔女見習いじゃない!おジャマな魔女の、おジャ魔女じゃ!」と憤慨するのだった。
東映アニメーション「おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「各話あらすじ」より引用
第2話:私、はづきちゃんになる!
どれみちゃんとはづきちゃんが入れ替わり、お互いの生活を交換するお話です。
自分の家族への不満は、多かれ少なかれ持っている人が多いのではないかと思いますが、そんな気持ちに対するおジャ魔女的アンサーが描かれています。
幸せはそれぞれ違うし、家族のあり方もそれぞれ違う。
あなたの家族は心からあなたのことを想っている。
そんなメッセージをサラッと伝えてくれる温かいお話だと思います。
「相手の立場に立って考えてみる」を実際にできるのは魔法のいいところの一つでもあります。
入れ替わりというシチュエーションはド定番ですが、おジャ魔女の温かさのエッセンスを感じ取ることができるエピソードです。
東映アニメーション「おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「各話あらすじ」より引用
第6話:ウソつきは友情のはじまり【特にオススメ】
クラスで有名なウソつき少女、横川信子ちゃんとあいこちゃんが親友になるお話です。
あいこちゃんが父子家庭だと聞いた信子ちゃんは、自分も父親がいないとウソをついてしまいます。
似た境遇だと思ったあいこちゃんでしたが、ウソだと知って大激怒。
仲直りでは、「友達との関わりのなかで、どうやって魔法を使うのか」という、おジャ魔女シリーズを貫く本質的なところを見ることができます。
ちなみに、信子ちゃんはウソつきというより、空想が大好きな女の子で、どれみちゃんやはづきちゃんは「信子ちゃんのつくるお話は面白い」とけっこうポジティブに捉えています。
信子ちゃんの創作エピソードは毎年恒例となっていきます。
気に入った方は、第2シリーズ第10話、第3シリーズ第8話、第4シリーズ第8話も見てみてください(3つ目はこの後紹介します)。
東映アニメーション「おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「各話あらすじ」より引用
第17話:矢田くんは不良小学生!?【特にオススメ】
私がボロ泣きした大好きな回。
クラスメイトの矢田まさるくんは、中学生と喧嘩をしたりと問題児。
今度は、夜中に倉庫に入り込んで警察沙汰です。
翌日、矢田くんは学校に来ず、クラスは大騒ぎ。
矢田くんと同じ幼稚園に通っていたはづきちゃんは「矢田くんはそんな人じゃない」と言うのですが、みんな信じてくれません。
校長室で問い詰められた担任の関先生は、矢田がもし悪事を働いていたら教師を辞めるとまで言い切り、矢田に会いに行きます。
学園ものの王道みたいなエピソードですが、大人は信じられない、と思ったことがある人には刺さるんじゃないかと思います。
ちなみに、矢田くんの声優である宮原永海さんは、第3シリーズから登場するももこちゃんの声優さんでもあります。
東映アニメーション「おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「各話あらすじ」より引用
第36話:四級試験はドドドドドー!
おんぷちゃんの初登場回の、次の回!
この回は魔女見習い試験にフォーカスした回で、いろんな魔法を見ることができます。
おんぷちゃんの無邪気かつダークな感じも見ることができますし、最終回に繋がる「お守り」の説明もあります。
また、四級試験はぽっぷちゃんやハナちゃんの時にも見所満載の試験です。
無邪気で小悪魔なおんぷちゃんが、どれみちゃんたちに心を開き、MAHO堂の仲間入りを果たすのはもう少し先の話になります(49話あたりでぐっと近づくので、気になる方はそこをチェック!)。
東映アニメーション「おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「各話あらすじ」より引用
第51話:さようならMAHO堂
第1シリーズの最終回です。
前回の50話で魔女になったどれみちゃんたちですが、両親やクラスのみんなに、秘密がバレてしまいました。
おんぷちゃんが禁断の魔法を使ってみんなの記憶を消し、その場は何とかなりましたが、その後おんぷちゃんは倒れてしまいます。
女王様によると、おんぷちゃんは24時間以内に回復させないと100年間眠り続ける状態だというのです。
マジカルステージ(複数人で力を合わせる強力な魔法)を使えばおんぷちゃんを助けられるかもしれませんが、その場合は全員が魔女失格となり、普通の女の子に戻ってしまいます。
どれみちゃんたちは、おんぷちゃんを助けるか、魔女になるのを諦める(マジョリカやララ、魔女界のみんなとも分かれる)かという選択を迫られます。
どうして魔女になるのか?
魔法を使わないとできないこととは何か?
第4シリーズの最終回と、本質的に同じ問いであり、おジャ魔女シリーズを貫くメッセージがそこには込められています。
東映アニメーション「おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「各話あらすじ」より引用
第2シリーズ:おジャ魔女どれみ♯(しゃーぷっ)
2000年から2001年にかけて放送された、子育て(を通して学ぶ命の尊さ)がテーマの第2シリーズ(全49話)です。
赤ちゃんのハナちゃんや、魔法使いのFLAT4が登場します。ももこちゃんはまだ登場しません。
MAHO堂は魔法グッズショップからガーデニングショップになります。
このシリーズでのどれみちゃんたちの大きな目標は、ハナちゃんを1年間しっかり育てぬく、守りぬくことです。
試練として、健康診断や、オヤジーデの誘拐などが繰り返されます。
GYAOの視聴ページはこちら(11/5まで)↓
https://gyao.yahoo.co.jp/title/5f733e93-79f9-420d-945c-2a77dba2cb33
第4話:どれみはママ失格!?【特にオススメ】
どれみちゃんが子育てへの覚悟を強くする重要な回です。
物語前半、どれみちゃんが放っておいたせいで、ハナちゃんが風邪をひいてしまいます。
みんなから無責任だと責められ、どれみちゃんはMAHO堂から逃げ帰りますが、お母さんもどれみちゃんを叱ります。
「赤ん坊を育てるのは遊びじゃないの。うまくいかないからって、やり直しはきかないのよ。」
子育てをテーマにする上で、欠かせない回だったと思います。
ちなみに、序盤に登場する五十嵐先輩は第1シーズン第1話、第3シーズン12話でも登場します。
第15話:母の日とお母さんの似顔絵【特にオススメ】
片親の子に対する理不尽な差別が題材となった回です。
母と死別している生徒(しおりちゃん)がいるとわかっていながら、図工の授業で母親の似顔絵を描かせる関先生。
それを見た矢田くん(同じく幼い頃に母親を亡くした)は「こんなくだらねぇ授業やってらんねぇよ」と教室を飛び出します。
翌日、矢田くんとしおりちゃんが学校にいかず公園にいるところに、関先生がやってきて真意を話し始めるのですが、関先生の考え方に賛同できるかは人それぞれだろうなと思います(私はおおむね賛同)。
第1シーズンでクラスメイトや関先生のことが丁寧に描かれていたため、どれみちゃんたちがいなくても成立するほどの深みがあります。
(第1シーズン第17話での、どうしても小学校の先生になりたかったという関先生の言葉が、自分にとって譲れない大事なことにも理不尽は降りかかるのだということを考えさせてくれます。)
第19話:どれみとはづきの大げんか
大雑把などれみちゃんと神経質なはづきちゃんが、大げんかするお話です。
幼なじみで大親友の二人の、合わない部分をここできちんと描くことで、第4シーズンの終盤に深みが増しています。
あいこちゃんがはづきちゃんに、おんぷちゃんがどれみちゃんに変身して謝りに行くものの、すぐにバレてしまうところなどに、彼女たちの友情を感じます。
喧嘩と仲直りをどう描くかは、子ども向けのアニメでは重要なテーマのひとつだと思います。
次は、あいこちゃんとおんぷちゃんの喧嘩と仲直りの回をご紹介します。
第34話:たこ焼きは仲なおりの味
人情に熱いあいこちゃんと、クールなおんぷちゃん、性格が合わないのは、ここまで見てきた方なら薄々感づいていたのではと思います。
この二人の喧嘩は、19話のどれみちゃんとはづきちゃんの喧嘩より深刻な事態になっていきます。
どれみちゃんたちMAHO堂のみんなは、性格もバックグラウンドも違うのに(ちなみに進路も違う)、それでも仲良くなっていくというところに良さがあります。
シリーズを通して、「どうして仲良くなれたんだろう?」の答えを、探してみて下さい。
ちなみに、仕事が忙しいおんぷちゃんは、夜中にMAHO堂を訪れてハナちゃんに子守唄を歌うなど、自分のやり方を見つけて子育てに参加しています(第3話が印象的)。
第48話:ハナちゃんが死んじゃう!?
第2シーズンの最終回のひとつ前の回です。
最終回を楽しむためには、この記事で紹介した以上に色々なお話を見てもらわなければならないので、ひとつ前の回をご紹介するに留めたいと思い、選びました。
48話を見て、最終回も見たいと思った方には、「全部見る」という選択肢をご呈示したいと思います。
48話では、第4シーズンまで続く「先々代の女王様の深い悲しみ」(の一部)が描かれています。
魔女と人間の分断がなぜ生まれてしまったのか。
違いを理解し合いながら共に生きられる社会を、どうやって作っていくのか。
今後のおジャ魔女シリーズで重要になるテーマの、さわりの部分をお楽しみください。
第3シリーズ:も~っと!おジャ魔女どれみ
2001年から2002年にかけて放送された、お菓子作りがテーマの第3シリーズ(全50話)です。
帰国子女で日本語が苦手なももこちゃんが登場したことで、コミュニケーションについて掘り下げられる回が増えます。
MAHO堂はスウィートハウスへと改装され、私服のデザインや、表情の設定などもかなり一新されました。
また、クラス替えでどれみちゃんたちが二つのクラスに分かれたことで、2つのクラスが描かれるようになり、今までいなかったクラスメイトが一気に増えました。
このシリーズでのどれみちゃんたちの大きな目標は、魔女になるのを元老院の6人の魔女たちに認めてもらうことです。
試練として、パティシエ試験が設定されています。
第2話:ももこが泣いた!?ピアスの秘密【特にオススメ】
アメリカから転校してきたももこちゃんの過去が明かされる回です。
校則違反のピアスを機転に、文化や言葉や年齢の違いを乗り越えて友達になることや、死ぬこと、そして思い出を大切に生きることについて、考えさせられます。
私が特にいいなぁと思ったのは、どれみちゃんが真っ先に「英語教えて!」と言ったところでした。この言葉のおかげで、ももこちゃんも「じゃあ私にも日本語教えて」と言うことができたのだと思います。
こういうところがどれみちゃんの本当に良いところだと感じます。
この回で描かれるももこちゃんとマジョモンローの思い出は、このシリーズを通して何度も描かれ、その度にももこちゃんの成長を感じさせる重要なものになっています。
「も~っと!おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「も~っとどれみあらすじ」より引用
第10話:おとなになんてなりたくない!
身体の変化をテーマにした、おジャ魔女ならではとも言えるお話です。
クラスメイトの奥山さんは成長が早く、一人だけ胸が大きいことを悩んでいました。
みんなが胸を見ているみたいで恥ずかしい。
ちょっと前までこんなこと気にならなかったのに。
周りのみんながフォローしたり、悩みのない人なんていないと伝えますが、それでも奥山さんのコンプレックスが簡単にはなくならないところがミソです。
奥山さんをめぐっては、第1シリーズ第14話でも「女の子らしい服装」をテーマにしたお話がありました。
「も~っと!おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「も~っとどれみあらすじ」より引用
第20話:はじめて会うクラスメイト【特にオススメ】
第3シリーズの大きな見所とも言える、かよこちゃんシリーズの初回。
不登校のクラスメイト長門かよこちゃんと、どれみちゃんが友達になるまでが描かれます。
不登校の生徒を学校に来させようとして、担任の先生が毎日家に行くという、時代遅れな面もあるのですが(20年前のアニメなので、やはりこういった問題点は随所にあります)、どれみちゃんの行動はやっぱり素晴らしいものがあるなと思います。
ずっと学校を休んでいるかよこちゃんとお友達になりたい、かよこちゃんの気持ちがわかりたい、だから私も学校を休んでみる!という、どれみちゃんの行動力。
「ここが好きだよどれみちゃん」みたいな特集をもし私が作るなら、このエピソードを必ず入れると思います。
かよこちゃんシリーズのその後は、38話、45話をご覧ください(なお、こちら必履修とさせていただきます)。
「も~っと!おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「も~っとどれみあらすじ」より引用
第44話:あいちゃんが帰っちゃう!?
あいこファミリーのエピソードは第1シリーズから第4シリーズまで長い時間をかけて進展していきますが、このお話はその途中のひとつです。
クリスマスにミシンを買う約束をしたあいこちゃんとお父さんでしたが、お父さんが突然リストラされてしまい、ミシンが買えなくなってしまいます。
お父さんはそのことをあいこちゃんに言うことができず、大阪にいるお母さんにミシンを買って東京に来てくれるよう頼むのですが、それを知ったあいこちゃんは「ちゃんと話してくれてたら、あたしミシン欲しいなんて言わへんかったのに!」と怒ります。
親子喧嘩の末、あいこちゃんはお母さんのいる大阪に帰るということになってしまい、どれみちゃんたちがそれを阻止しようと奮闘します。
不景気やリストラといった社会問題が取り入れられているほか、経済格差をしっかり描いているところも見所だと思います。
「も~っと!おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「も~っとどれみあらすじ」より引用
第48話:手がかりゼロ!最後の試験
最後のパティシエ試験を描いたお話です。
おジャ魔女どれみカフェや、NHKの「グレーテルのかまど」でも再現された愛しのトゥールビヨンが登場します。
🌕#魔女見習いをさがして 最新情報🌕
— 【公式】おジャ魔女どれみ20周年 (@Doremi_staff) August 31, 2020
NHK Eテレ「グレーテルのかまど」との
コラボが決定⭐
「も~っと!おジャ魔女どれみ」で登場した
”愛しのトゥルビヨン”を再現❣
9月7日(月)22:00~22:25 放送✨
お見逃しなく‼#おジャ魔女どれみ #グレーテルのかまど pic.twitter.com/KrkeRArqeT
先々代の女王様がレシピ日記から破って持って行ってしまった、考案した本人さえも思い出せない、幻のレシピです。
このシリーズを通して描かれてきたももこちゃんとマジョモンローのエピソードは、続く49話で大きくクローズアップされますので、気になる方はそちらもチェックしてください。
「も~っと!おジャ魔女どれみ」公式ホームページ「も~っとどれみあらすじ」より引用
第4シリーズ:おジャ魔女どれみドッカ~ン!
2002年から2003年にかけて放送された完結編、第4シリーズ(全51話)です。
12才になったハナちゃん、先々代の女王様の妖精ババ、ゾウのパオちゃんなどが新しく登場します。
MAHO堂は雑貨屋さんに改装され、衣装や魔法グッズなどはジュエリーをモチーフにしたかなり大人っぽいデザインに変わりました。
このシリーズでのどれみちゃんたちの大きな目標は、先々代の女王様の深い悲しみを取り除くことです。
GYAOの視聴ページはこちら(11/5まで)↓
https://gyao.yahoo.co.jp/title/5f734cff-36e5-4b92-89e8-b214c9bc486d
第8話:ばれちゃった!?ハナちゃんのひみつ【特にオススメ】
毎年恒例となっている、信子ちゃんの創作エピソード。
私は、この回がおジャ魔女屈指の爆笑回だと思っています。
ハナちゃんの正体(魔女だということ)が信子ちゃんたちにバレるのを防ごうと、あの手この手でハナちゃんをつけ回す過保護などれみちゃんたちと、破天荒なハナちゃんが笑えます。
「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」公式ホームページ「おジャ魔女どれみドッカ~ン!あらすじ」より引用
第17話:ひみつ基地を守れ!
小学生の永遠のロマン、ひみつ基地!
男子たちが裏山の廃屋をひみつ基地にして、こっそり人力飛行機を組み立てていました。
普段おとなしい宮前くんは、飛行機づくりに夢中。
どれみちゃんたちはそれを応援するのですが、先生たちにバレてしまい、止められてしまいます。
「なにごとも中途半端だったから、これだけはやり遂げたい!」と、宮前くんが先生を振り切って飛び出す姿は感動的です。
「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」公式ホームページ「おジャ魔女どれみドッカ~ン!あらすじ」より引用
第32話:いい子だって悩んでる
優等生でしっかり者の伊集院さちこちゃんと、破天荒でだらしないハナちゃんがお友達になり、悩みを共有し、それぞれ成長するお話。
親に気を遣っていい子にしていようと我慢していた経験がある人には、かなり刺さるのではないかと思います。
ちなみに前出の宮前くんと、さちこちゃん、どちらも声優は能登麻美子さん。
「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」公式ホームページ「おジャ魔女どれみドッカ~ン!あらすじ」より引用
第33話:迷えるおんぷ
おんぷちゃんが、芸能界で初めて壁にぶつかり、今をどう生きるか、何を目指して生きていくかを見つけるお話。
お母さんの夢を叶えたくてチャイドルになったおんぷちゃんが、自分の夢、目標も見つけられたのは、本当に良かったなと思います(誰目線)。
また、おんぷちゃんにアドバイスをくれた女優のさくやさんの「子どもでいられる時間を大切にしなさい」というメッセージは、私が常々思っていることでもあり、自分に子どもができたら見せたいと思う回です。
「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」公式ホームページ「おジャ魔女どれみドッカ~ン!あらすじ」より引用
第40話:どれみと魔女をやめた魔女【特にオススメ】
細田守さんが演出を務めた、おジャ魔女界隈では有名な一話。
ある日、どれみちゃんは、魔法を使わないと決めて人間界で生きている魔女、未来さんと出会います。
魔女が人間と生きるってどういうことなんだろう?
時間ってなんだろう?
世界中をまわる旅に「一緒に来ない?」と誘われたどれみちゃんは迷いますが、未来さんははじめから答えを知っていたのかもしれません。
50話でどれみちゃんたちが「魔女になるか、ならないか」を決断しますが、やはり寿命の違いは大きな決断の要因になったと思います。
「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」公式ホームページ「おジャ魔女どれみドッカ~ン!あらすじ」より引用
第47話~第51話
第4シーズンの51話(最終回)は、中途半端に見てもらいたくないというのが正直な気持ちです。
本当なら全部見てから、とお願いしたいところですが、どうしても時間がないと言う方は、少なくとも47話~50話までの4話を見てから、最終回を見てください。
本編は20分くらいですので、5話見たって2時間もかかかりません。
47,48,49話では、MAHO堂のみんなの進路選択について描かれます。
50話は、魔女になるかならないかを決断する回です。
51話は卒業式です。
私は、おジャ魔女どれみドッカ~ン!第51話以上の最終回を知りません。
繰り返しになりますが、GYAOの無料配信期間が終わっても、Amazon Primeで見ることができます。
ぜひ見てください。
ちなみに、アマプラなら、OVA作品(?)全13話の「おジャ魔女どれみナ・イ・ショ」も見られます。
おまけ
他にも、オススメエピソードをまとめている記事があったので、リンクを貼っておきます。
「エピソード総選挙」も開催中です。
itoi
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