バレンタインは市販で

バレンタインシーズンで、駅前やなんかは最近甘いにおいが漂っていて、通る度に飯テロを食らっています。
(飯テロを食らっているってなんか面白くない?食べたいのに食べられないという状況を食べる…?)

バレンタインと言えば、「市販か手作りか」論争
長きにわたってさまざまに議論されてきたこのテーマですが、みなさんはどっち派でしょうか?

私は完全に「市販派」です。
もらうのもあげるのも、市販の方が良いと思っています。
小学生の頃の、手作りのチョコレートを友だちと交換したりなどした甘い経験(チョコレートだけに。今日調子良いわ)。
あれはあれで楽しかったのですが、やっぱり市販じゃね?という気持ちが強いです。

正直に申しまして、「他人が家で作ったもの全般きもちわる~い!」です。
こんなこと言ってごめんなさい。

でもこれ、分かってくれる人も一定数いるんじゃないでしょうか。
本当に個人的なネガティブ発想の意見なんですけど、手作りのお菓子やら食べ物やらって、「衛生管理がちゃんとされていないところで作られたかもしれないもの」だと思うんです。
つまりね、チョコレート溶かしてる時に、ちょっと指突っ込んで舐めたりとかしてるかもしれないじゃん、と。
チョコレートの上にのっけるトッピングシュガーとか、床に落としたやつ「3秒ルール!」とかいって使ってるかもしれないじゃん、と。
作る前にトイレ行って、そのまま手洗わずに作ってるかもしれないじゃん、と。
チョコレートじゃなくてカップケーキとかでも、材料に去年の余りのやつとか使ってて、それの保存環境が悪かったりするかもしれないし。
バターとか、お父さんが使った残りのやつとか入れてるかもしれないし。
その人の家のまな板が雑菌だらけかもしれないし。

そういう部分で、やっぱり市販の方が基準に則ってちゃんと作られてて安心じゃないですか。

私がこういうことを考えてしまうのは、多分自宅のキッチンがそんなに清潔じゃないっていうのが大きいと思います。
冷蔵庫の奥には1年前に賞味期限切れてるものとか多分入ってるし。
でもまぁ、自分の家の汚さって、どういう経過で汚くなったとか、そういうことが分かってるじゃないですか。
だからこう、得体の知れない気持ち悪さっていうのはないんですよね。

でも、「お前は友だちからもらったお菓子捨てるの?」と言われると、そうでもなく。
「3秒ルール!」とかしない人だって知ってる友だちのものなら、不安を信頼で払拭できるから、食べられます。
あと、加熱してあるもの(クッキーとか)だと、安心して食べられます。

ただ、白状すると、そんなに仲良くもない人からもらった「生チョコ」とか「トリュフ」は、申し訳ないと思いながらも、自宅で捨てたことがあります。家族にあげたりとか。

まぁ自分がそういう性格なので、人に手作りのお菓子をあげたりっていうことは、あんまりしないわけなんです。
あと、最後に決定的な理由としてあるのは、市販の方が美味しいっていうことですね。単純な話ですけど。
美味しいんですよ、市販のお菓子。
あと、手作りするより安い場合も多いですよね。結局材料買うのにかなりお金かかったり、失敗したらそれが倍になったりするので。
市販は、安いし美味しいし、安全

「市販だと気持ちがこもってない」とか言う人いますけど、「じゃあ誕生日プレゼントとかも自分で作れよ」と思います。
4℃で買わずに、自分で銀細工しろよ、と。
マフラーも手編みでプレゼントしろよ、と。
でも、そういうのって、くれた相手が「自分のことを考えて悩んでくれた時間」が嬉しいものじゃないですか。
じゃあバレンタインも、美味しいチョコレート売ってるお店を探したり、相手が好きそうなものを想像しながら買えばそれで良いじゃん…と思うのです。

みなさんはどう思うでしょうか。
良かったらコメント書いてみてください。


これから「☆手作りバレンタイン大作戦☆」を実行しようとしているマメな女子のみなさんの、やる気を削いでしまっていたら申し訳ないです。
好きな人に手作りのお菓子をあげたいという乙女の恋心は、理屈じゃ否定できないというのもわかります。

今日はまたずいぶんと性格の悪さが滲み出た記事になってしまいましたね…。


では、カカオ畑で搾取される子供たちに想いをはせながら…
チョコレート販売企業の皆さま、ハッピーバレンタイン。

itoi

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